日本は暮らしにくい政治経済社会システムの国!

経済と政治社会システム(GDPと所得分配や社会保障等)
日本や米国は経済的には豊かなのに、ドイツやオランダ、スウェーデンなどと比べると過去12か月の現金収入が無い時があった人の割合が多い!日米の政治経済社会システムは、弱者にやさしくないようです。
中国やブラジルは一人当たりGDPでは低くても過去12か月の現金収入が無い時があった人の割合は日本や米国並みです。インドは普通、ロシアは普通以下の政治社会状態です。

一人当たりGDPと現金収入が全くないことは無かったの関係

 

社会階層と過去12か月の現金収入の状況と一人当たりGDPの関係

一人当たりGDPは、国の人々の豊かさを表す指標ではないってことを知っていますか?
「過去12か月間に現金収入が無かったことが全く無かった人々」、即ち、多少なりとも現金収入があった人々(人口の5割弱)との相関が0.69と最も高いので、人口の約半分の人々の豊かさを示す指標ということですね。
社会階層で見ると、たった2割程度の中流の上という階層に属すると考えている人々の豊かさを示す指標ということになります。

ただし、この結果は、アンケート調査の結果と統計データとの相関ですので、あまり正確とは言えません。まあ、こんなことも言えるかもしれない・・・という程度のことです。曖昧で済みません!

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世界価値観調査 人生で大切なものと大切な子供の資質

人生で大切なものは、家族、仕事、信仰、友人、余暇、政治の順だって! でも、日本や中国は、信仰は無視しています。 これらをまとめると信仰を大事にする国(カタール)と余暇を大事にする国(オランダ)、友人を大事にする国(スウェーデン)と仕事を大事にする国(フィリピン)に分かれます。

子供の大切な資質として、責任感、寛容さと敬意、仕事や勉強、独立心などが高い値を示しています。日本や中国では、「従順や服従や素直さ」と「宗教的信仰心」は他の国と比べるととても少なくなっています。
お金や物の節約をあげる国(日本やスウェーデン)や宗教的信仰心を上げる国(ハイチ)がある一方で、滅私:私欲や利己的でないことを上げる国(コロンビア)や仕事や勉強を上げる国(韓国や中国)がある。この中で、インドは節約や滅私で他の国とはとても大きく上回っていて特別な国のようです。

20180807_世界価値観調査_人生と子供

世界価値観調査 12か月の現金収入、医療や薬、食事について

意外なアンケート結果!? 日本も米国も中国も、現金収入が毎月きちんとあった家族は60%くらいしかなく、食事や医療・薬などは70%くらいの家族しか不足なく生活できていなかった。あなたは、30%から40%の家族が、現金収入に事欠いたり、食事や必要な医療や薬が手に入らなかったりしていることを知っていましたか?

これらが最も十分に満たされている国は、カタール、ドイツ、オランダ、スウェーデンなどで90%以上です。逆に、最も不足している国は、ルワンダ、ハイチなどで全家庭の10%位しか満たされていません。

日本はもっと豊かで平等な社会だと思っていましたので、この結果は意外でした。あなたはどうですか?

世界価値観調査_12か月の収入等

人生で大切なものと子供の大切な資質について

世界価値観調査から世界60か国の人々の考え方と日本、アメリカ、中国について比較しました。

面白い点は、日本は・・・

20180525_人生で大切なものと子供の大切な資質

これを見てください!というのは、失礼ですよね!

日本では子供に勉強面では期待していない!
大人になってから仕事が大切と痛感する?

アメリカと中国では子供の勉強に期待!
大人になってから仕事が大切とは思わなくなる!

これって、ホントウ? 面白そうでしょ!

ダンスガード・オシュガ一・サイクル(DOC)

数年から数十年で10度近い温暖化が起こった。
数十年から数百年で急激な寒冷化も起こった。
このようなことが起きていることも知っておく必要があります。
DOCは1993年に発表されています。
このほかにもハインリッヒ・イベントという10年単位の寒暖があったことも分かっています。

 

多田隆治東大教授の環境サイエンスカフェ第4回2011年8月資料から引用

未来年表

国連やOECD等の予測を参考に、未来実感ラボで作成した簡易統合モデルで予測した結果を表にしました。

20180509_2100_Future_Table_3

国連の予測は、出生率や死亡率の最近の動向だけで予測しています。

それに対して、OECDは将来の5つのシナリオで社会経済パスを想定して、人口と経済やエネルギーの需給などを総合的に予想しています。世界の政治的社会的可能性もそれぞれのシナリオに含まれています。このOECDの予測では、国連の人口予測よりも絞り込まれた予測となっています。

IPCCでは、温暖化の予測をGHGの濃度と合わせて将来予測をしています。しかし、人口や経済、温暖化による食料生産などは予測値として出ていません。

そこで、未来実感ラボでは、これらの予測を簡単に統合したモデルを作成して、温暖化による食料生産への影響や食料不足による餓死者数を推計し、餓死による将来の人口減少、経済の低下、GHGの低下、温暖化の頭打ちなどを検討しました。

その結果、温暖化と食糧生産に関してはきちんとした関係が不明な状況であることを念頭に置いたうえで、やはり温暖化で人口が激減し、温暖化が21世紀中には6℃という高温にはならず、5℃が上限になるかもしれないということが得られました。その場合でも、地域別には食料が75%減という大飢饉に陥る可能性が1~2回は発生する可能性があることが分かりました。

現生人類が歩んできた20万年の歴史の中で、南極の氷からの推定がなされている過去10万年の中では+6℃が温暖化の最高温度であったことが分かっています。このことからも、温暖化を語るうえで6℃が一つの目安になります。

未来実感ラボ 池田誠