未来実感ラボ

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               2014年9月21日更新  池田誠作成

2100年の一次エネルギーミックスの予測シナリオを比較すると次のことが分かる。
①SSP4とSSP5では5倍の差がある。
②ピークオイル的なのはSSP1とSSP4。
③バイオマスも再生エネルギーも核も期待であり、政策や経済や技術によって大きく左右される。

国際応用システム分析研究所IIASAが作成した下のGET(左下の2000年から2100年までの図)と
同じくIIASAが作成したSSP5(右下の一番右の図)は全く整合性が無い。
もちろん、同じ研究機関でもそれぞれ研究所を代表して作成している訳ではないという注書きがあるので、
研究機関としての整合性を問うのではなく、如何に多様なシナリオ予測が可能か・・・ということを理解する
格好の材料であると考える方が良いのであろう。未来は未知の世界である。

その中で最も大きくとらえると、次の3つのシナリオを考えて対応や生き方を実践していくことが重要である。
シナリオ1(下位):化石燃料が枯渇して、バイオマスも再生エネルギーも核エネルギーでも不足するケース。
シナリオ2(中間):いずれかの組み合わせで、現在の2倍くらいまではエネルギーが利用可能なケース。
シナリオ3(高位):SSP5のような現在の6倍のエネルギーを利用するケース。シナリオ1とは完全に矛盾する。